エゾバフンウニの概要
| 項 目 | 詳 細 |
|---|---|
| 名 前 | エゾバフンウニ |
| 分 類 | ホンウニ目オオバフンウニ科オオバフンウニ属 |
| 学 名 | Strongylocentrotus intermedius |
| 分 布 | 日本では福島県以北の太平洋側、山形県以北から北海道沿岸の日本海側、中国北東部、サハリン、エトロフまで分布。 |
形態・特徴
形態
殻径5cm、殻高3cmほどでウニのなかでも中型に分類される。棘の長さは0.8cm程度。別属のバフンウニは殻径4cm、殻高2cm、棘の長さは0.5cm程度とエゾバフンウニの方が少し大きい。殻の色は主に茶褐色だが、暗い緑色をしている個体もいる。身はきれいなオレンジ色をしているのが特徴で、これは天然色素であるカロテノイドに由来する。
異名
ウマノクソガゼ、ガゼ、アカウニ など
特徴
ウニはヒトデやナマコと同じ棘皮動物(きょくひどうぶつ)に分類される。棘皮動物にある歩帯板の孔対数がバフンウニは4個ずつ、エゾバフンウニは5個ずつと配列が違う。日本近海には約160種ものウニが生息するが、食用とされるのはエゾバフンウニを含む数種のみ。棘皮動物は呼吸や排泄を水管系でおこなうが、可食部は生殖巣で、殻の内部のほとんどを占める。
エゾバフンウニの主な産地は北海道。ウニの中でも高級品と位置付けられ、ナガコンブやアオサといった海藻類を食べて育ったものがおいしいとされる。資源保護のため、北海道では十勝・釧路・根室海域では7月〜10月末が、それ以外では9月〜10月末がそれぞれ禁漁期となっている。なお、「ウニ」を漢字で書くときは「海胆」であり、「雲丹」はウニを塩水加工した食品に使われる。
旬
初夏が盛漁期。
選ぶときのポイント、その他
むき身の場合は身がふっくらしているものを選ぶとよい。
多く含む栄養素
筋力維持に重要なたんぱく質を多く含む。しかし脂質も多いので、食べ過ぎには注意が必要。ただし、EPAやDHAなどの体に良いとされる脂肪酸も含まれる。また体内のナトリウムを排出する働きがあるカリウムも豊富。
食感
濃厚でクリーミー、口の中でとろけるような食感。
調理法
刺身
ウニ丼
丼にすし飯を盛ってたっぷりのウニを乗せ、いただく際にしょうゆをかける。
蒸す
ウニの炊き込みご飯
米2合にだし、日本酒、醤油、水を入れてかるく混ぜ、ウニを入れて炊き上げる。
煮る
いちご煮
鍋で昆布だしをとり、幅3mmぐらいに切ったあわびを入れ、弱火で加熱する。酒とウニを入れてサッと煮て、塩で味を整える。