ニギスの概要
| 項 目 | 詳 細 |
|---|---|
| 名 前 | ニギス |
| 分 類 | ニギス目ニギス亜目ニギス科ニギス属 |
| 学 名 | Glossanodon semifasciatus |
| 分 布 | 日本では青森県から房総半島の太平洋沿岸、神奈川県三崎、駿河湾、熊野灘、遠州灘から土佐湾の太平洋沿岸、青森県から九州の日本海沿岸、東シナ海 |
形態・特徴
形態
成魚は全長20cmぐらい。側扁した細長い筒型の形をしている。体色は腹側は白、銀色。背側は薄い茶褐色。大きく飛び出ている目が特徴。下あごが突き出している。キスと姿形が似ていることから「似鱚」=ニギスと呼ばれるが、一般的に知られるシロギスとは異なる魚。
異名
オキギス、メギス、テッポウ、ミギス、沖ウルメ
特徴
水深70m~400mほどの砂泥底に生息する深海性の魚。昼間は海底近くで過ごし、夜になると小型の甲殻類やプランクトン、多毛類などのエサを求めてやや浅い層へ移動する習性がある。シロギスと似ているがシロギスの背が淡い黄褐色なのに対して、ニギスは茶褐色をしている。また、シロギスは上あごが少し前に出るが、ニギスは下あごが少し前に出る。ニギスは鮮度が落ちやすいが、新鮮なものは刺身でも食べることができる。はらわたに独特の旨みがある。
旬
秋から冬(9月~2月頃)。特に晩秋から冬にかけては最もおいしいとされる。
選ぶときのポイント
鮮度の面では目が澄んでいる、身に透明感があるもの。脂ののりはぷっくりとしているものを選ぶとよい。
多く含む栄養素
筋肉や臓器、皮膚などをつくるものとなるたんぱく質を多く含み、骨ごと食べる場合はカルシウムも多く摂取できる。カルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富。
食感
身が柔らかく、加熱するとふっくらとする。
調理法
焼く
塩焼き
焼く10分前ぐらいに塩を振り、余分な水分や臭みを抜く。グリルで焼くか、フライパンに少量の油を引き、焼き上げる。好みで大根おろしやすだち、レモンを添える。
刺身
刺身
新鮮なものは三枚おろしにして小骨などをとり、刺身にすると美味。
揚げる
天ぷら
開きにして水で溶いた天ぷら粉にくぐらせ油で揚げる。