明太子の由来

朝鮮半島というのは、その昔は日本の領土で釜山と下関の間が連絡船でつながっていました。この連絡船を使って、朝鮮から日本にスケトウダラの卵巣を辛子につけたものが、昭和の初期に下関へ輸入されました。これが、明太子のルーツだと言われています。最初に輸入されたものは、「明卵漬」という名前で唐辛子やにんにくなど韓国の香辛料をふんだんに使った、ほぼキムチのような味だったそうです。

この「明卵漬」を基にして、博多で独自に作り出されたのが日本の辛子明太子の始まりです。なぜ博多で開発されたかというと、日本で初めて明太子を販売したことで有名な「ふくや」というお店の創業者が、朝鮮から博多に引きあげてきた際、朝鮮で食べた明太子を再現したからだと言われています。でも、最初は辛く作りすぎて、当時の日本人には全く受け入れられませんでした。それからは、日本人でも食べやすいように改良を重ねて、食べ方などと一緒にどんどん宣伝をして、次第に博多で受け入れられていきました。その後、新幹線開通と共に、博多のお土産として明太子の人気が高まり、全国へと広まっていったのです。

辛子明太子は、博多で作られたいろんな調味料に漬け込んだ明太子もありますが、下関で作られた唐辛子をまぶして加工した明太子も後に開発されています。ただし、今日一般的に広まっている明太子は、博多で開発された漬け込み製法で作られるものですね。

まぶして作る明太子は、手がかかり生産性が低いので、明太子の中でも高級品として扱われています。このように、明太子のルーツは朝鮮半島ですが、今私たちが食べている「明太子」は日本独自の食材で、韓国の明太子とは違うものになっています。

 
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